実は東京都内は老朽化マンションばかりだ。東京都の推計によれば、築年数が40年を超える老朽化マンションは、2018年には08年の4.5倍の24万5000戸に達する見通しだという。「昭和40年代はじめに建てられたマンションは老朽化し、建て替えの時期がきています。ですが、資金的に困難なケースが多く、近い将来に大問題として浮上してくるのは確実です」(不動産販売業者)建て替えどころか、修繕工事さえもできない可能性が高い。
[参考]
> 守山の賃貸
> 高田馬場の分譲マンション
> 桃山台のマンション
> 柏のマンション
> 青梅市のマンション
「東京のマンション2009」によれば、現在でも築30年以上の分譲マンションの25%が必要なメンテナンスである大規模修繕を行っていなかったことが明らかになっている。マンション管理総研の瀬下義浩代表がこの危険性をこう語る。「鉄筋コンクリートの建物というのは悪くならないと過信されている。ですが建築基準法の鉄筋コンクリートの耐久基準は60年。国土交通省が目安とする大規模補修工事の実施周期は、12年に1度。ここに滞りが出ると、マンションは本格的にスラム化していきます」