オアフ島のワイキキは、日本からの海外不動産投資の象徴といえるだろう。ホテルの七〇%以上、コンドミニアムの五〇%以上を日本人が所有しているといわれるほど投資が集中したのである。リゾート地として日本人には圧倒的な人気を集めているハワイだが、開発できる土地に限界かあるため、短期間に大量の資金が流れ込むと不動産価格は簡単に上昇してしまう。一〇年前に五〜七万ドルだったワイキキのコンドミニアムは、八七年ごろまでに二五〜二八万ドルに上がっている。
[参考サイトのご紹介]
池上のマンション
麻布十番の分譲マンション
茗荷谷の分譲マンション
芦屋市のマンション
島根のマンション
一気に四〜五倍の値上がりを見せたのだ。東京のワンルームよりは安いだろうが、アメリカ本土の水準からみれば高すぎる価格である。あまりの急激な上昇に、「ハワイの不動産は七年先の価格になってしまった」ともいわれている。いまの価格で購入しても利回りが二〜三%にしかならないことからも、いかにハワイがアメリカ全体のなかで「浮いて」いるかわかるはずだ。ハワイの人気は相変わらずで需要も底堅いから不動産も10年単位の長期で見ればまだ値上がりすると思われるが、短期的な投資で一鐙千金を狙うことは不可能である。世界でも一流のリゾート地ということもあるので、自分でセカンドハウスとして使いながら気長にキャピタルゲインを待つ余裕がある人ならこれから投資しても面白いかもしれない。ワイキキにかわって今後の発展が期待されているのは、オアフ島のノースショアやマウイ島、ハワイなどである。とくに有望なのはマウイ島で、すっかり庶民的になってしまったワイキキにかわる本物の高級リゾート地として評価が高まっている。オアフ島よりも手頃な価格で購入できるため、高い利回りとキャピタルゲインがこれからでも狙える場所である。