新築住宅ではなく、中古住宅を購入するときにも、建築後の経過年数によって利用できる返済期間が制約されるケースもある。この点の対応は金融機関によって相当に異なり、購入価格に占める土地取得費の比重の高い中古一戸建てであれば、新築と同様に35年返済を認めるものの、マンションの場合には、35年建築後の経過年数とするところもある。その場合、建築後の経過年数が15年の中古マンションだと最長でも20年返済しか利用できないわけだ。
JR高崎線(上尾)の中古一戸建て
西武新宿線(東村山)の中古一戸建て
JR武蔵野線(東川口)の中古一戸建て
JR山陽本線(姫路)の中古一戸建て
JR常磐線(水戸)の中古一戸建て
そこで、3000万円の借入額を20年で返済するときの毎月返済額をみると、金利2%なら15万1765円だが、これか金利3%になると20万6379円にアップする。35年返済に比べると増加額も増額率も小さくなるが、そもそもの毎月返済額が多くなるので、負担はけっこう重いものになってしまう。年収500万円の人でみると、金利2%でも返済負担率は36.4%で、金利3%の場合には39.9%に達する。年収500万円での20年返済はとてもお勧めできない。そもそも金融機関の審査でもOKにならないだろう。そこで、現在の年齢が50歳代など、年齢によって返済期間か制約される人であれば、ある程度の年収に達しているはずだから、年収800万円で計算すると、金利2%が22.8%、金利3%が25.0%、金利4%が27.3%になる。2%か3%ならまずは問題のなさそうな負担にとどまるが、4%に上がるとやや不安な黄色信号がともる。やはり金利の影響は小さくないのである。