不動産市況の変化

2011.10.14

不動産市況の変化は、年々スピードを増していると同時に、変化の幅も大きくなっています。これは大都市を中心とした話で、地方圏では変化のスピードも緩やかで、幅も小さく、地域間の格差は一段と鮮明になっています。東京都市圈の不動産市場は、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど世界主要都市の一つとしての存在感があり、世界のマネーも流入してくるため、近年は特に価格の振幅が大きくなっています。東京、大阪、名古屋の三大都市圈をはじめ、札幌、仙台、広島、福岡などの地方都市にも国内外のファンドが登場して、都心部の不動産価格の動きは以前にも増して激しくなっています。このような動きが生まれている背景には、不動産の金融商品としての価格がクローズアップされるようになったことがあります。住宅、オフィス、店舗などは、従来はその利用価値に重点が置かれていました。ところが、そこから上がる収益の魅力が高く評価されるようになったため、「金融商品」として注目されるようになりました。加えて金融市場のグローバル化が進んだため、魅力的な不動産はお金を引き寄せます。

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