「永住型マンション」は買いか?

2011.12.02

「永住型マンション」は一般に「専有面積が広く部屋数が多いマンション」という意味合いで使われている。この「永住型マンション」は「買い」だろうか?例えば、夫婦と子供二人の四人家族が、4LDKで広めのマンションを購入したとする。購入0点では、各々に部屋が与えられ快適だ。しかし、子供たちがいつか独立して、家を出て行く可能性も高いだろう。二人の子供が出て行った場合、その二部屋は当然、空き部屋となる。実際、埼玉県の郊外住宅地にある私の実家は、私と兄弟が独立してからは、子供部屋二部屋が倉庫と化している。

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4LDKの新築に入居後、四人で暮らしたのは一〇年程度であった。このような家庭は多いのではないだろうか?例えば、東京二三区内、坪一五〇万円のマンションである場合、一部屋六畳(約三坪)とすると二部屋で六坪、合計で九〇〇万円分の部屋が空いて物置になる可能性が高い。子供と一緒の短い期間のために、九〇〇万円の投資が妥当か。これは、経済合理性の観点からみると、大いに疑問だろう。