サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂に隣接するラテラノ宮殿はかつてローマ教皇の住宅だった場所として知られています。バチカン共和国の範囲外でありながら権利が及ぶ特別な場所として認定されていました。サン・ピエトロ大聖堂が使われるまではこちらがキリスト教徒の総本山でしたが14世紀に教皇がアヴィニョンへと連行されてしまうとその間このラテラノ宮殿は荒れ放題となり、教皇が資金をある程度送ったにもかかわらず荒廃し、謎の火災まで発生して手がつけられない状態になってしまいました。16世紀になってようやく修復が開始され、大聖堂と邸宅は切り離されました。このとき、邸宅は教皇が集めていた私物などを保管する博物館として改装されたのです。
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