モデルルームとの仕様の違い

2011.10.28

指摘して修正させる。ある高層マンションを購入されたNさんは、販売所を15回以上は訪問し、モデルルームも5〜6回見たそうです。そのため、モデルルームの仕様をかなり覚えていました。内覧会検査では、その住戸の仕上がりはおおむね良い出来でした。しかし、いくつか問題点がありました。その一つが、バルコニーの隔てパネルの隙間です。アウトフレーム逆梁工法の住戸で、梁がバルコニーの先端に出ています。隔てパネルはその横に設置されています。

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その隔てパネルの上部と横に2センチほどの隙間がありました。その隙間から、隣家のバルコニーが見えていました。横の隙間からは見ようと思えば見える、という程度ですが、上部に関しては見ようと思わずとも見える、自然に目に入ってくるものでした。内覧会検査の最中にも、バルコニーに出られたお隣の方の姿がはっきり見えました。これでは洗濯物もおちおち干せません。この隙間について私が指摘すると、売主は急に怒り出しました。「それは先生の見解と私どもの見解の相違です。これぐらいのバルコニーの隙間は普通です。隙間がない物件があるなら教えて下さい。こんなことを指摘するのは失礼です」「隙間を埋めることはできるはずです」「失礼ですよ、先生」「先生」とは私のことのようですが、その敬称が嫌味と思えるほど刺々しい口調でした。